保育士の数、専門学校に入学してくる生徒も減っている

現在、少子高齢化の影響で子供の数はどんどん減少しています。それと同じように保育士の数、保育専門学校に入学してくる生徒も減っています。少子高齢化の原因は結婚しない人の増加、経済的な不安、不妊など、色々な原因があります。同様に、保育士の数、保育専門学校に入学してくる生徒が減っている理由もいくつかあります。

一つ目は保育の齟齬との大変さが影響しています。保育といっても子供を預かるだけではなく、親御さんのクレームなどにも対応しなくてはいけません。モンスターペアレンツが話題になっていますが、保育の現場でもそのようなことが起きているのです。「うちの子はにんじんが嫌いだから食べさせないで」、「うちの子に擦り傷があったけど、しっかりと面倒を見ているのか」などの、理不尽にも思えるクレームにも丁寧な対応を求められます。

子供が好きで保育士になった人は、この親御さんによる理不尽なクレームで精神的に疲れてしまいます。この親御さんのクレームで仕事を辞めてしまう人が増加しています。二つ目の理由は、保育士になるための条件の厳しさです。保育士になるには、専門学校などの教育機関で国家資格に向けた勉強をして、国家試験に合格しなければ資格を得ることができません。

この資格を得るためのプロセスが厳しいため、保育を目指す人の障害になっているという事実があります。専門学校に通うにはお金が掛かりますし、時間の制約もあるので仕事をしながら通うのは難しいです。

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